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復習しよう!


 

3章で学んだことの復習をしましょう。

「変数」

・変数とはデータを収納しておく場所である

・変数は宣言してから使う

変数には型がある

データの種類
型指定
宣言例
整数

 int

 int data;

実数

 float

 float data;

・「taijyu=50.0;」は、変数taijyuに50.0を入れることを意味する。

・変数の値を出力するときには、変換文字列を使用する

変換文字列
意味
%d

 10進法で入力する(整数を扱う場合)

%f

 浮動小数点数として入力する(実数を扱う場合)

<数値出力方法の記述例>
記述
出力

printf("%d\n",a);

12 

printf("答えは%dです\n",a);

答えは12です

printf("%d%d\n",a,a);

1212

printf("加算=%d\n",a+24);

加算=36

printf("%f\n",b);

9.5

printf("数値は %f です\n",b);

数値は 9.5 です

printf("%f %f\n",b,b);

9.5 9.5

printf("加算結果は%fです\n",b+1.0);

加算結果は10.5です

printf("aは%dで、bは%fです\n",a,b);

aは12で、bは9.5です

※ プログラムで、int a; a=12; float b; b=9.5; のように変数宣言され、変数の値が決まっているとする。 

 

「演算処理」

・計算処理のための演算子には、次のようなものがある。

<演算子表>
演算子
機能
使用例
aの値
+
加算
a=5+2;
7
-
減算
a=5-2;
3
*
乗算
a=5*2;
10
/
除算
a=5/2;
2
%
剰余
a=5%2;
1
++
1加算
++a;
最初のaの値を5とすると、6
--
1減算
--a;
最初のaの値を5とすると、4
※ 整数の除算の場合、小数点以下は切り捨てられる。

 

練習問題をやってみよう!