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復習しよう!


 

4章で学んだことの復習をしましょう。

「scanf関数」

・scanf関数は、キーボードからの入力のための標準関数である。(※キーボードから入力する場合、データを入力後、必ず「リターン」キーを押す。「リターン」キーを押したことにより、データが認識される。)

scanf関数数値入力の変換文字列>
変換文字列
意味
%d

 10進法で入力する(整数を扱う場合)

%f

 浮動小数点数として入力する(実数を扱う場合)

scanfで変数にデータ収納するときには、&を付ける必要がある。(&を忘れないように気をつける。)

<数値入力方法の記述例>
入力数字の種類
記述例
整数
scanf("%d",&a);
実数
scanf("%f",&b);
※ プログラムで、int a; float b; のように変数宣言されているとする。

 

「入力促進メッセージの出力」

・入力促進メッセージを出力するには、「scanfに先立ってprintfでメッセージを出力する」方法をとる。

入力種類
記述例
出力結果・入力例
整数

printf("数値を入力:");
scanf("%d",&a);

数値を入力:12

実数

printf("数値を入力:");
scanf("%f",&b);

数値を入力:2.5

複数入力

printf("数値を入力:");
scanf("%f",&b);

printf("数値を入力:");
scanf("%f",&b);

数値を入力:6.9
数値を入力:3.6

※ プログラムで、int a; float b; のように変数宣言されているとする。

 

「変数の初期化」

計算をスムーズに行うために、変数の初期化(変数の値を最初に決めること)をする。(※ 初期化は6章の繰り返し処理でも重要な役割を果たす。)

例1)float型変数のpiを宣言し、同時にその値を3.14にする。

float pi=3.14;

または、

float pi;
pi=3.14;

とする。

 

例2)int型変数のaを宣言し、同時にその値を1にする。

int a=1;

または、

int a;
a=1;

とする。

 

練習問題へ!