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復習しよう!


 

5章で学んだことの復習をしましょう。

<if文>

if文は、「条件によってAの処理をするかBの処理をするかを決める」というときに用いられます。

 「if-else型条件文」
 

 

<else if文>

else if文というのは、条件が複数あるときに使います。

「else if文(条件が3つあるとき)」

この場合、条件1〜3までが上から評価され、一致したところの文を実行し、else if文から抜けます

一致する条件がなかった場合else節が実行されますが、else節に書くものがなければ、実行文を省略できます。

 

<関係演算子>

関係演算子は、2つの値の大小関係や等値関係を判定するものです。
関係演算子をまとめると次のようになります。
演算子
説明
記述例
記述の意味
>

 大きい

 if(a>10)

 aが10より大なら

>=

 大きいか等しい

 if(a>=10)

 aが10以上なら

<

 小さい

 if(a<10)

 aが10より小なら

<=

 小さいか等しい

 if(a<=10)

 aが10以下なら

==

 等しい

 if(a==10)

 aが10なら

!=

 等しくない

 if(a!=10)

 aが10でないなら

※ =が1つだけでは「a=10; 」のような数値代入の意味になってしまうので、等しいということを表すには==とイコールを2つ続けて書く。

 

<論理演算子>

論理演算子は、条件文の条件式が2つ以上あるときに使うものです。
論理演算子をまとめると次のようになります。
演算子
説明
記述例
記述の意味
&&

 論理積
(かつ/and)

if(x==2 && y==5)

xが2かつyが5なら

||

 論理和
(または/or)

if(x==2 || y==5)

xが2またはyが5なら

!

 否定
(でない/not)

if(!(x==2 && y==5))

xが2かつyが5、でないなら 

 
練習問題をやってみよう!