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「りんご割引き」プログラム(2)


では、さきほどのプログラムを少し変えて、条件を複数にしてみます。

条件は

1個120円のりんごを

--10個以上買うならば値段を10%引きにする
--5個以上10個未満買うならば値段を5%引きにする
--そうでなければ値段はそのままにする

になります。

→「プログラム作成の秘けつ」

 

<りんご割引きプログラムに必要な部品>

まず、プログラムを作るために必要な部品は次のようになっています。

赤字部分が必要な部品です。(赤字部分は、このまま入力しないように。)

まず青字の部分だけを入力したプログラムを作ってください。

そのあと、赤字部分の部品を自分で作っていって埋めていく形にします。

 

<条件部分>

まず、

1個120円のりんごを

--10個以上買うならば値段を10%引きにする
--5個以上10個未満買うならば値段を5%引きにする
--そうでなければ値段はそのままにする

という複数の条件から、条件式とその条件に対する実行文を考えましょう。そのときに、どんな変数を使うのかも考えてみましょう。

また5個以上10個未満という表現に気を付けてください(条件式が2つある場合には、論理演算子を利用します)。

 

※上の図は条件が3つある場合のものですが、ここでは条件は2つであることに気を付けましょう。

 

<りんごの個数の値を入力する部分を作る>

今度も、りんごの個数を入力する部分も作ります。さっきと同じ要領で作ってみましょう。

 

<変数の型宣言>

変数を扱う場合、変数の型宣言をどうするかも考えてみましょう。さっきと同じ要領です。

 

<計算した値を出力する>

計算した値を出力する部分も作ります。数値だけでは寂しいので、メッセージも一緒に出力できるようにします。さっきと同じように、「りんご個数分の金額は ? 円です」として下さい。

 

実行結果が上のようになればOKです(実行ファイル名、プログラム名は自由に付けて構いません)

→「エラー対処法」

部品を埋めることができたでしょうか?作ったものが実際にうまく行くか確認してください。うまく実行できたら、解答例で確認してください。

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