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<実践編>

5種類の弁当売り上げ個数計算プログラム


では、「5種類の弁当の1週間の売り上げ個数合計をそれぞれ求めるプログラム」を作りましょう。(ただし、このプログラムではそれぞれのお弁当の合計値の出力が目的なので、曜日ごとの売り上げ個数は無理に出力しなくてもかまいません。)

データは次のようになっています。

ほんのり弁当

12

10

13

14

11

9

8

まったり弁当

9

11

8

12

14

7

9

お気楽弁当

12

8

15

10

8

11

12

やわらか弁当

15

11

9

7

10

6

8

ゴージャス弁当

6

8

6

8

9

16

15

<プログラムに必要な部品>

まず、プログラムを作るために必要な部品は次のようになっています。

赤字部分が必要な部品です。(赤字部分は、このまま入力しないように。)

まず青字の部分だけを入力したプログラムを作ってください。

そのあと、赤字部分の部品を自分で作っていって埋めていく形にします。

 

ヒント1<二次元配列の宣言と初期化>

上の表はお弁当の種類と曜日という2つの要素から出来ているので、二次元配列を使います。また、この表の場合、行要素と列要素はそれぞれいくつ用意すれば良いか考えて下さい。また、データの値は宣言時に初期化(既に値を入れておく)しておきます。

 

ヒント2<変数の宣言>

まず、多重ループの方を先に記述し、多重ループの中で使う変数が分かってから記述します。

  

ヒント3<合計処理(配列の多重ループ処理)>

多重ループで行う処理は、「弁当の1週間の売り上げ個数の合計値を求める繰り返し処理とその合計値の出力」を5種類分繰り返すというものです。また、それぞれの弁当の売り上げ個数の合計値の出力が目的なので、1週間分の個数を出力しなくて構いません。また、曜日ごとの売り上げ個数を表示させる場合には、数値のケタ数は小さくしましょう。

 →<このプログラムを解くための復習>

→「エラー対処法」

部品を埋めることができたでしょうか?作ったものが実際にうまく行くか確認してください。うまく実行できたら、解答で確認してください。

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