【 全体の目次 】

【 ←前に戻る この章の目次 次に進む→ 】


<実践編>

肥満度関数プログラム


では、キーボードから入力した身長と体重の値を引数にして、肥満度を求める関数を自分で作ってみましょう。

→「プログラム作成の秘けつ」

<プログラムに必要な部品>

まず、プログラムを作るために必要な部品は次のようになっています。

赤字部分が必要な部品です。(赤字部分は、このまま入力しないように。)

まず青字の部分だけを入力したプログラムを作ってください。

そのあと、赤字部分の部品を自分で作っていって埋めていく形にします。

 

<関数プロトタイプ>

肥満度を求める関数を作った後に、その関数の1行目に「;を加えたものを記述するだけです。

 

<肥満度を求める関数の呼び出し>

肥満度を求める関数(ユーザ関数)を作ってから記述。このとき、身長と体重の値は実引数を使って、ユーザ関数の仮引数に渡します。実引数は、キーボードから入力された値を使うので、そのままshinchouとtaijuuを実引数にします。そのため、仮引数の数も実引数の数の分だけ用意しなければならないことに注意して下さい。

  

<肥満度を求める関数>

肥満度を求める関数を作ります。肥満度を求める式は、
肥満度(%)=((実測体重−標準体重)/標準体重 )*100
でした。ただし、肥満度を求めるためには、標準体重を先に求めなければなりませんでした。標準体重を求める式は、
標準体重(kg)=(身長−100)×0.9
です。これらを利用して、肥満度を求める関数を作ります。関数名や仮引数の名前は自由にしてかまいません。

※特別な指定がない限り、1つの関数に、戻り値は1つとなっています。そのため、このプログラムでは標準体重の値を戻り値にすることはしていません。あくまでも、このプログラムの戻り値は肥満度の値です。

 →<このプログラムを解くための復習>

→「エラー対処法へ」

部品を埋めることができたでしょうか?作ったものが実際にうまく行くか確認してください。うまく実行できたら、解答で確認してください。

次へ!