2.9 通過テスト

さあ、通過テストです。がんばって。

全国の小学校で5年生を対象とした算数の共通テストをおこなった。受験した人数が膨大であるため、500人分のデータを選んで統計処理をすることにした。

(1) 

a. 受験した全員のデータのことを統計学の言葉でなんと呼ぶか。

b. 統計処理をする500人分のデータのことを統計学の言葉でなんと呼ぶか。

c. 500人分のデータをでたらめに選ぶことを統計学の言葉でなんと呼ぶか。

d. 500人分のデータをでたらめに選ぶと、だいたいどのような度数分布の形をすると予想できるか。

(2) 500人分のデータは、平均が65、不偏分散が60であった。95%信頼区間と99%信頼区間を求めなさい。

(3) この2つの信頼区間の値は、それぞれどのようなことを意味するかを普通のことばで説明しなさい。

参考 t分布表

自由度
確率95%
確率99%
1
12.706
63.657
2
4.303
9.925
3
3.182
5.841
4
2.776
4.604
5
2.571
4.032
6
2.447
3.707
7
2.365
3.499
8
2.306
3.355
9
2.262
3.250
10
2.226
3.169
11
2.201
3.106
12
2.179
3.055
13
2.160
3.021
14
2.145
2.977
15
2.131
2.947
16
2.120
2.921
17
2.110
2.898
18
2.101
2.878
19
2.093
2.861
20
2.086
2.845
21
2.080
2.831
22
2.074
2.819
23
2.069
2.807
24
2.064
2.797
25
2.060
2.787
26
2.056
2.779
27
2.052
2.771
28
2.048
2.763
29
2.045
2.756
30
2.042
2.750
40
2.021
2.704
60
2.000
2.660
120
1.980
2.617
1.960
2.576