第2章

問いの立て方

【 ←前の回へ  目次  次の回へ→ 】


問いを立てること

 エッセイを書くにあたっては、問いがあらかじめ立てられている場合があるよね。つまりエッセイのテーマが与えられている場合だよ。たとえば「就職協定廃止が学生に与える影響について論ぜよ」というものなんかさ。しかし、このままの題目では書きにくいよね。「論ぜよ」と言われてもどうやって論じればいいのかわかんなかったりするんだよね。

 そこで、テーマを問いの形に直すことが必要になってくるんだ。ここでは問いの立て方について説明するね。

 

この章で学ぶこと

  問いの立て方

実態を問う問い、「なぜ?」という問い

 ● 分析の仕方

以下は、苅谷剛彦『知的複眼思考法』(講談社, 1996)の「第3章 問いの立てかたと展開のしかた」(p.118-)を元にしています。

【 ←前の回へ  目次  次の回へ→ 】