1.4

なぜ実用文を書く技術が必要なのか

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 たとえば会社を例にあげてみましょう。

部長はいろんな仕事を抱え忙しくしています。

部長:「山田くん、このまえの企画どうなった?」

山田:「えっとそれはですね・・・ちょっと待って下さい。あっそうだ、予算がちょっとかかりすぎるということがわかって、検討してみたんですけど・・・僕の意見としては・・・」
部長:「山田くん、僕は忙しいんだよ。後でちゃんと書類にまとめてくるように。」
山田:「す、すいませんっ。」

 お互いに忙しいビジネスの場では、きちんと文章にして自分の意見を伝えることが必要です。この場合、自分の企画のどこがどうよいのか、従来との違いは?コストは?など上司にわかるような企画書をつくるべきです。上司が読んでわかるような企画書でなければ、どんなに内容がよいものであろうとボツになるでしょう。


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