2.1
ワンワード/ワンミーニング
アフロ先輩:「『ワンワード/ワンミーニングの原則』は、『雨』とか『子ども』とかの名詞だけじゃないよ。他にも、動詞や形容詞、副詞にも当てはまることなんだ」
アフロ先輩:「例えばね・・・・」
動詞の例では
・ 機械を見る
・ メーターを見る
・ 明日、新製品を見るつもりだ見るにも意味が..........
「機械を見る」→「機械を遠くから眺める」「機械を点検する」
「メーターを見る」→「メーターを点検する」「メーターを読む」
「新製品を見る」→「新製品を眺める」「新製品を点検する」
「新製品を試験する」
形容詞の例では
・ 多くの人が賛成した
多いってどれくらいの人数?..........
約○○人、9割、8割、7割、6割、2/3、3/4、過半数etc..............
副詞の例では
・ 出張でしばらく海外に行く
しばらくってどれくらいの期間?..........
1週間、2週間、1ヶ月、2ヶ月etc..........
アフロ先輩:「ねっ、何気なく使っているけど単語の意味が曖昧でよくわからないだろう?」
アフロ先輩:「単語は文の中の一番ちいさな構成要素だからね。分かりやすい文を書くためには、単語の選び方が重要なんだ。この『ワンワード/ワンミーニングの原則』をしっかり覚えておくといいよ」
「ワンワード/ワンミーニングの原則」
読み手に誤解を与えるようなあいまいな意味の単語を使わない
書き手の意図する本当の意図を、読み手が推測せずに理解できるような、具体的な意味を持つ単語をつかう
文子:「いままで、あんまりこういうことは気にしないで文章を書いてきたなぁ。これからは気をつけなきゃ」
アフロ先輩:「オ〜ケ〜、ベイベー。そのとおりさっ」
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