2.2

ワンセンテンス/ワンアイデア

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アフロ先輩:「ひとつの文がひとつのまとまった考えを表していないと、読み手はそれに惑わされて、なにが書いてあるのか理解するのに苦労するよ」

アフロ先輩:「文子ちゃんの書いた『新入生歓迎コンパのお知らせ』の内容を分析してみると・・・」

文子ちゃんの書いたお知らせの内容

(1) サークル「ライト」の新入生歓迎コンパを行う
(2) 友達と誘い合って、できるだけ参加してほしい
(3) 毎年、新入生歓迎コンパは盛り上がる
(4) 2次会は、カラオケ
(5) 最初は控えめだった新入生も、最後にはうち解ける
(6) 新入生にとっては、先輩や同級生と仲良くなるチャンス

アフロ先輩:「ねっ。一文に6つもの内容が書かれているだろ」

文子:「本当だ。こんなにたくさん書いていたんだ」

アフロ先輩:「それに、一文がすごく長いだろう?基本的に文は短ければ短いほどいいんだよ。あまり長いと、いらいらするし、最後の方まで読んでいくうちに、最初に何が書いてあったのかを忘れてしまうからね」

アフロ先輩:「ひとつの文に、ひとつの内容。これを『ワンセンテンス/ワンアイディアの原則』と言うんだ」

『ワンセンテンス/ワンアイディアの原則』

ひとつの文にはひとつの考え(アイデア)だけ書く

だらだらと長い文を書かない(一文を短く)

アフロ先輩:「じゃあ、このお知らせを、ワンセンテンス/ワンアイディアで書き換えてみよう」

文子:「はい、やってみます」

カリカリカリカリカリカリ........................................................

文子:「これでどうですか?」

文子ちゃんの書き直した「新入生歓迎コンパのお知らせ」を読む

   

アフロ先輩:「オ〜ケ〜、ベイベー。一文に内容をひとつだけにして文を短くすると、ずいぶん分かりやすくなっただろう?」

文子:「はいっ」


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