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<実践編>

「りんご割引き」プログラム


では、りんごの個数によって金額を割引するプログラムを作ってください。

条件は

1個120円のりんごを

--もし5個以上買うならば、値段を1割引せよ
--そうでなければ、値段はそのままにせよ

でした。

→「プログラム作成の秘けつ」

 

<りんご割引きプログラムに必要な部品>

まず、プログラムを作るために必要な部品は次のようになっています。

赤字部分が必要な部品です。(赤字部分は、このまま入力しないように。)

まず青字の部分だけを入力したプログラムを作ってください。

そのあと、赤字部分の部品を自分で作っていって埋めていく形にします。

 

<条件部分>

まず、

1個120円のりんごを

--もし5個以上買うならば、値段を1割引せよ
--そうでなければ、値段はそのままにせよ

という条件から、条件式とその条件に対する実行文を考えましょう。

そのときに、どんな変数を使うのかも考えてみましょう。

 

<りんごの個数の値を入力する部分を作る>

また、りんごの個数を入力する部分も作ります。ここでも変数を使う必要が出てきます。どんな変数を使うのか考えてみましょう。この変数は条件部分の変数にも使うと考えられます。「りんごの個数=」という入力促進メッセージも付けてみましょう。

 

<変数の型宣言>

しかし、変数を扱う場合、変数の型宣言をまずプログラムの初めに行わなければなりません。ここでは、型を何にするのか考えてみましょう。

 

<計算した値を出力する>

最後に、計算した値を出力する部分を作ります。
数値だけでは寂しいので、メッセージも一緒に出力できるようにします。
「りんご個数分の金額は ? 円です」とする場合を考えてみましょう。

 

実行結果が上のようになればOKです(実行ファイル名、プログラム名は自由に付けて構いません)

→「エラー対処法」

部品を埋めることができたでしょうか?作ったものが実際にうまく行くか確認してください。うまく実行できたら、解答例で確認してください。

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