【 全体の目次 】

【 この章の目次 次に進む→ 】


<導入編>

多くデータを扱う場合には?


バイト先のコンビニでは、「ぶきっちょ」くんの頑張りのお陰か、最近お客さんが増えてきました。 

 

店長   : 最近、お客さんの数もだんだん増えてきたんだよ。特に、新発売のお弁当シリーズが好評みたいでね。その売上数がすごいんだ。

ぶきっちょ: お弁当シリーズって、確か5種類あるんですよね。何が一番の売れ筋なんですか?

店長   : それがね、曜日によって一番売れる弁当の種類が違うみたいなんだよ。

ぶきっちょ: 曜日によって違うのかあ。じゃあ、1週間のトータルを比べれば、人気商品が何か分かりますね。

店長   : 曜日ごとの売り上げは次のようになっているんだ。

ほんのり弁当

12

10

13

14

11

9

8

まったり弁当

9

11

8

12

14

7

9

お気楽弁当

12

8

15

10

8

11

12

やわらか弁当

15

11

9

7

10

6

8

ゴージャス弁当

6

8

6

8

9

16

15

ぶきっちょ: へー、本当に曜日によって違うなあ。

 

突然、「ぶきっちょ」くん、売り上げの一覧を見ていて何かひらめきました。 

ぶきっちょ: こういうのも、計算できるプログラムって作れないのかなあ。

天の声  : ぶきっちょ、良い所に気が付いたな。そうじゃ、「配列」を使って、計算プログラムが作れるぞ。

ぶきっちょ: 配列?

天の声  : 「配列」を使うと、同じ種類の多くのデータをまとめて処理することができる。便利じゃぞ。

ぶきっちょ: へー、じゃあ、5種類もあるデータを分けて計算することも?

天の声  : できるぞ。ただし、配列は扱うデータの個数に注意が必要じゃがな。

ぶきっちょ: じゃあ、作ってみよう!

説明・実習編へ→