6.4 実践編:3種類のハンバーガーの比較

「モグモグの味が変わった!」

店員さんが言いました。どうやらモグモグは、パクパクの進出を恐れ、ハンバーガーの改良を行ったらしいのです。

「パクパクも入れたハンバーガーの検定はやってないよね。モグモグも味を変えたことだし、3つで分散分析をやってよ」

「おねがい!!」

手に15個ずつのハンバーガーを抱えあなたは駅に行き、データをとってきました。

それぞれ15人の女子高生、全部で45人の女子高生に食べてもらい、100点満点で点数をつけてもらいました。

以下が、それぞれのお店のデータです。

ワクワク
モグモグ
パクパク
90
75
65
70
95
60
75
75
75
90
80
80
65
75
65
70
85
60
80
75
70
85
85
85
75
80
70
75
65
75
85
90
75
75
75
70
80
90
80
90
75
75
80
85
80

まず帰無仮説と対立仮説を立てよう

それでは、帰無仮説と対立仮説をたててください。

帰無仮説

対立仮説

データ数、平均、分散、平方和を計算しよう

Excelを使って、計算しましょう。

分散分析表を作ろう

次に、分散分析表を完成させましょう。

要因
平方和
自由度
平均平方
F
群間
 
 
 
 
群内
 
 
 
全体
 
 

F分布表を見る

F分布表を見て、分かることを書いてください。

5%有意水準のF分布表
群内の自由度
群間の自由度
1
2
3
4
5
10
4.96
4.10
3.71
3.48
3.33
20
4.35
3.49
3.10
2.87
2.71
30
4.17
3.32
2.92
2.69
2.53
40
4.08
3.23
2.84
2.61
2.45
50
4.03
3.18
2.79
2.56
2.40
60
4.00
3.15
2.76
2.53
2.37
70
3.98
3.13
2.74
2.50
2.35
80
3.96
3.11
2.72
2.49
2.33
90
3.95
3.10
2.71
2.47
2.32
100
3.94
3.09
2.70
2.46
2.31
200
3.89
3.04
2.65
2.42
2.26
300
3.87
3.03
2.63
2.40
2.24

1%有意水準のF分布表
群内の自由度
群間の自由度
1
2
3
4
5
10
10.04
7.56
6.55
5.99
5.64
20
8.10
5.85
4.94
4.43
4.10
30
7.56
5.39
4.51
4.02
3.70
40
7.31
5.18
4.31
3.83
3.51
50
7.17
5.06
4.20
3.72
3.41
60
7.08
4.98
4.13
3.65
3.34
70
7.01
4.92
4.07
3.60
3.29
80
6.96
4.88
4.04
3.56
3.26
90
6.93
4.85
4.01
3.53
3.23
100
6.90
4.82
3.98
3.51
3.21
200
6.76
4.71
3.88
3.41
3.11
300
6.72
4.68
3.85
3.38
3.08

いかがでしょうか。

次のExcelシートをダウンロードして確認してみましょう。

Excelシートをダウンロードする

さあ、次は通過テストです。