4.1

標識文

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 接続語で文章の構成を明確にする

 読み手は常に文章を読みながら、いったいどこにつれて行かれるのか不安に思っているんだ。この不安を消してあげるためには、文章の要所で「道しるべ」となるものを挿入するといいんだよ。この道しるべを仮に「標識文」と呼ぶよ。

 この標識文を適切にいれるためには、段落が適切に区切られていて、全体の構成がしっかりしていることが前提条件なんだ。

 次の例をみながら、標識文の入れ方と、その効果について確認してみよう。

日本人と鯨文化

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