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関係演算子


<関係演算子>

if文の条件は「条件式」で記述します。その条件式は「関係演算子」という演算子を使って記述します。

関係演算子は、2つの値の大小関係や等値関係を判定するものです。関係演算子をまとめると次のようになります。 

演算子
説明
記述例
記述の意味
>

 大きい

 if(a>10)

 aが10より大なら

>=

 大きいか等しい

 if(a>=10)

 aが10以上なら

<

 小さい

 if(a<10)

 aが10より小なら

<=

 小さいか等しい

 if(a<=10)

 aが10以下なら

==

 等しい

 if(a==10)

 aが10なら

!=

 等しくない

 if(a!=10)

 aが10でないなら

※ =が1つだけでは「a=10; 」のような数値代入の意味になってしまうので、等しいということを表すには==とイコールを2つ続けて書く

 

<真と偽>

条件式の判定結果は「条件が正しく合っていた」場合のことを「真」と表現します。

また「条件が正しく合っていなかった」場合のことを「偽」と表現します。

たとえば変数aの値が5であったとき、

if(a>2)    条件式の結果は真

if(a>10)   条件式の結果は偽 

と表現します。

「真偽による判断」

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